THINK2016.8.5

撮り下ろさずにこの品質?ストックフォトの進化がすごい!時間や予算で諦める前に、チェックしておきたいプレミアムストック

伊藤 章彦

株式会社アマナイメージズ オンラインマーケティング事業部
クリエイティブコンテンツディレクター 兼 500px. タスクフォース Chief Evangelist

 

「ストックフォトは低価格だから、クオリティもそれなりでしょ?」

皆さんからのそんな声、よく耳にするのですが・・そんなイメージはもう過去の話!最新のストックフォトには撮り下ろしにも負けないくらいハイクオリティな作品が揃っているんです。

今回は海外仕入れ一筋早7年の僕が、キービジュアルにも使えるプレミアムなRFストックフォトブランドをご紹介します。時間や予算でお悩みの方も、そうでない方も、必見ですよ!

 

 

廉価なサービスが普及する一方、ハイエンドなストックフォトは別次元の品質に

具体的なストックフォトサービスをご紹介する前に、少しだけストックフォト業界の現状に触れておきますね。ひとことで言うと今のストックフォト業界は激しい二極化が進んでいます。
 
マイクロストック(※1)やサブスクリプション(※2)といった廉価なストックフォトサービスの価格競争が進むなか、各社はそれらと差別化を図るため品質にこだわり抜いたハイエンドなストックフォトブランドを展開しています。
 
そうしたブランドサイトのなかには、ロイヤリティフリーとは思えない、撮り下ろしに匹敵するほどの作家性を備えた作品も多数。フォトグラファーを手配して撮影しなくても、非常にクオリティの高い作品を手に入れることができるんです。
 
(※1)マイクロストック…低価格で利用できるストックフォト
(※2)サブスクリプション…一定期間、定額で素材をダウンロードできるサービス

 

世界中のフォトグラファーが切磋琢磨するプレミアムフォトコミュニティ「500px」

ハイエンドなストックフォトブランドのなかでもとりわけ注目したいのが、今回ご紹介する「500px」(ファイブハンドレッドピクセルズ)です。「500px」は2009年にカナダのトロントで始まった画像投稿型のSNSで、投稿された作品のなかからライセンス契約を取り交わしたものが、ストックフォトブランド「500px」で提供されています。

 

「500px」のSNSとしての特徴は、作品のクオリティを保つために独自の仕組みを取り入れていること。投稿される作品は閲覧数や投票数を元にした「Pulse」(心拍)という独自のアルゴリズムスコアで評価され、評価によってトップページに掲載される作品が自動的に入れ替わります。
 
また、専任のキュレーターが作品を審査しており、キュレーターの目にとまった作品は「500px」のトップページやテーマ別ギャラリー、エディターズチョイスなどで大きく取り上げられます。さらにそうした作品は「500px」のFacebookにも掲載。世界中に拡散されることによって、「どのような写真がどのようなユーザー層に好まれるか」というデータが蓄積され、マーケティングに活かされています。
 
現在、日本ではアマナイメージズサイトにて、ライセンス使用可能な約18万人のフォトグラファーの写真を購入することが可能。斬新な切り口で独特の世界観を表現した作品も多く、まさにキービジュアルにぴったりの画像を見つけられるはずです。

キーワード検索で画像が見つからない場合は、直接セレクトを依頼する方法も

撮影なしで高品質な作品を入手できる「500px」などのストックフォトブランドは非常に便利ですが、実際に画像を探すときネックになるのがキーワード検索です。
 
例えば、エステやスパを運営する企業のWeb広告のキービジュアルを探す場合、「エステ」、「マッサージ」といったキーワードで検索してもマッチする画像がなかなか見つからないことがあります。
 
これは、コンセプチュアルな作品ほど即物的なキーワードで特徴や切り口を表しにくく、印象も見る人の主観によって左右されるためです。ハイエンドなストックフォトサイトでは一般的なストックフォトサイトとは違ってキーワード検索によって作品を絞り込むのが難しくなります。
 
かといって「美しさ」といった抽象的なキーワードで検索すればさまざまなタイプの「美しい」画像がヒットし、さらに頭を悩ませることになります。なかなか難しいですよね。
 
そうした場合は自力検索にはこだわらず、運営者やブランド専任エディターに問い合わせるのがおすすめです。(アマナイメージズの「500px」ブランドサイトの場合、僕がその専任エディターの役を担っていたりします。)

では前述のエステ、スパ運営企業のキービジュアル。もし「500px」から専任エディター(僕)がセレクトしたらどんな感じになるのか、ちょっと例を挙げてみます!

1)ありのままの美しさ

2)水のチカラ、潤い

3)美しさは創るもの

4)変わらない美しさ

ここから見事決定!・・となると、こんな感じでしょうか?(笑)

 

 

いかがでしょう?「エステ・スパ」からイメージを膨らませてみました。さまざまな視点からのご提案も、また、企業やサイトのコンセプトやメッセージを詳しくお聞きした上で絞り込んだセレクトももちろん可能。

キーワード検索で画像を見つけるのが難しいと感じたら、ストックフォトブランドを熟知したエディターに問い合わせてみてくださいね。

 

 

誰でも簡単に写真を撮ってネットに投稿できるようになった今、ストックフォト業界では品質による競争が進んでいます。今回ご紹介した「500px」ブランドサイトもそうした流れから生まれたもののひとつ。上手く使えばコストの面でも時間の面でも生産性が大きくアップします。ハイエンドなストックフォトを、あなたの会社のキービジュアル制作に役立ててみてはいかがでしょうか?


今回紹介した画像の詳細はこちら

プロフィール

伊藤 章彦

株式会社アマナイメージズ オンラインマーケティング事業部
クリエイティブコンテンツディレクター 兼 500px. タスクフォース Chief Evangelist

2007年アマナに入社、プロジェクト参画により外資コーポレートクライアントオフィスに一年半常駐後アマナイメージズに転籍。海外仕入一筋早や7年、海外ソースとの契約折衝から仕入戦略に基づくコンテンツ調達を担当している。

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