STUDY2016.11.1

スティーブ・ジョブズを真似ると失敗する!? プレゼンセオリープレゼン上級者が実践している5つのコツ

堀 学

株式会社アマナ
執行役員 / ゼネラルマネジャー / プロデューサー

 

プレゼンは好きですか?嫌いですか? 「必ず緊張してしまう‥」、「できれば他の人に任せたい‥」という方もいらっしゃるかもしれませんね。
 
スティーブ・ジョブス氏などのプレゼンのテクニックを紹介する本や記事も数多く出回っていますが、彼らは超一流のストーリーテラー。立ち振る舞いや話し方を含めて、簡単には真似できません。
 
でも、プレゼンが上手いと言われている人には、共通して実践しているポイントがあります。まずはその5つのポイントを押さえておきましょう。

 

 

スティーブ・ジョブス氏の真似はできない、とは言っても、参考にできるポイントはあります。その1つがプレゼンの始め方。

「今日、Appleは電話を再発明する―」。
これは、iPhone発表のプレゼンでのスティーブ・ジョブス氏の冒頭の言葉です。「Apple」が日ごろ使い慣れた電話を「再発明」なんて言われたら、思わず耳を傾けますよね? 
 
聴く人の集中力を高めるためには最初が肝心です。「本日は弊社の○○についてご紹介します」、「最初のテーマは○○、次に‥」といったインデックス的な内容より、プレゼンの要点を端的に表現するのがおすすめです。できるだけ少ない単語でキャッチコピーのように提示することで、聴く人の興味・関心を一気に高められます

 

 

人はより身近で自分の利益につながる情報に注目します。例えば価格が強みの商品のプレゼンなら、「お求めやすい価格が好評を呼び、販売実績は累計100万個」より、「毎日5000個売れ、100万人の人が年間○○円節約しています」と言った方が聴く人には伝わります。
 
プレゼンテーションの語源は「Present」(贈るもの)。企業目線でコンセプト・特徴を一方的に投げつけるのではなく、必ず相手のメリットに変換して届けましょう

 

 

話の内容が多岐にわたるプレゼンは印象も薄くなりがちです。その点でやはり1スライド1メッセージは基本。プレゼンのメインテーマもできれば1つ、多くても3つくらいまでに絞った方が、密度のある伝わりやすいプレゼンになります。
 
また、「あくまで一例ですが」、「蛇足かもしれませんが‥」といったように、スライドに書かれていない内容に触れたり、プレゼンのストーリーの枝分かれを増やしてしまったりすると、聴く人の意識がばらつきやすいので避けた方がいいでしょう。

 

 

より多くのことを伝えようとしてマシンガンのように話すのはNGです。最初からプレゼンの内容を把握しているあなたと初めてプレゼンを聴く人では、内容を理解するのにも時間差があります。
 
スライドの文章の「。」ごとにひと呼吸おくイメージで「間」をつくることによって、聴く人は意味を消化でき、続く内容への興味・関心も高まります。また、「このなかで○○を知っている方はいますか?」といった問いかけを挟むのも効果的。適度な緊張感を与え、聴く人の集中力を持続させることができるでしょう。

 

 

プレゼンで緊張する原因の1つは、「自分がどう見られているか」気にし過ぎてしまうこと

プレゼンを聴く人の目的はあなたを見ることではなく、あくまでプレゼンの内容です。大切なのは「どう見られているか」ではなく、「どう届いているか」。リラックスして話しているように見えるプレゼン上級者ほど、実は自分自身がどう見られているかではなく聴く人の反応に集中しているんです。

 

プレゼンは伝えたいテーマも大切ですが、聴く人の視点や思わず聴きたくなる伝え方はもっと大切です。

今回の5つのポイントを押さえれば、きっと心に届くプレゼンができるはず。関連記事「1分でわかる、身につく!伝わるプレゼン資料を作る3つのコツ」とあわせて、ぜひ参考にしてみてください。

プロフィール

堀 学

株式会社アマナ
執行役員 / ゼネラルマネジャー / プロデューサー

2007年アマナに入社。法人営業のプロデューサーとして、新規開拓及び、さまざま案件をプロデュース。
2013年から、より伝わるプレゼンテーションを創造する、プレゼンテーション・クリエイティブサービス『screen』 の立ち上げメンバーとして参画。
現在は法人営業を軸として、新規クライアント獲得及びscreen・MilK(出版) の拡販に従事。

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