映える料理写真をスマホで撮るために、まず感動を言葉にしてみよう

「プロが教える撮影術」では、誰もが撮りたい写真を撮れるようにアマナのプロフォトグラファーが撮影の極意を指南。今回は食のプロデュース会社ヒューより、大手仁志が伝授します。

料理を見て感動した気持ちを表現したくて撮影したのに思うようにいかない、今回はそんな悩みを解決!

「主役が画面の60〜70%を占めるように」の基本を忘れず、カヌレの魅力を伝える工夫をしましょう。あなたが感じた「カヌレのかわいらしさ」とは、なんだったでしょうか? かわいいと感じたポイントを具体的に言葉にしてみると、どう撮るべきかヒントが見えてきます。

私は、このカヌレの面白さは「お行儀よく整列しているところ」にあると思います。しかし、スマホのレンズは広角のためパースがかかり、奥に行くほど小さくなってしまう。そこで、構図の工夫が必要になります。おすすめは、Instagramなどでもよく見かける俯瞰の構図。上からの視点は新鮮ですし、今回のように同じ形のものが整列している様子を撮影するのにもぴったりです。

これまでの料理写真の基本は、斜め45度(斜俯瞰)からの撮影でした。一眼レフカメラなどで真上から撮影しようとすると大変ですが、簡単に実現できるのがスマホの面白いところです。

また、あまり難しく考えないで、まずは自分がいいなと感じた写真のアングルを真似してみるのも1つの手です。撮影する前にInstagramやPintarestなどで「カヌレ(英字表記でcanele)」と検索すれば、いろいろな画像が見つかると思います。それを参考にしてみるのもいいですよ。

instagram(左)、Pinterest(右)の検索画面。

上手に真似できたら、それだけで上達の一歩です。普段から気に入った写真を保存したり、お気に入りのインスタグラマーを研究したりするのも効果的ではないでしょうか。日常的に写真に意識を向けるだけで、目に入ってくる情報も変わってきます。

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法人向け全国プロカメラマン出張撮影・ライター取材サービス。日本全国約600名以上の厳選されたプロ契約カメラマンのネットワークを活かし、地域性を熟知した、撮影現場に近いカメラマンを手配するほか、欧米・アジア在住の日本人カメラマンをアサインし、海外での取材撮影の手配も可能です。
また、様々な分野に精通したプロ契約ライターが、取材・執筆・校正までを行うほか、企業イベント、採用・教育、IR活動に特化した記録用動画撮影サービスや、撮影した写真をワンストップでフォトブックにして提供するプリントオンデマンドサービスも提供しています。

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