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  • プラチナプリントはアートだけにとどまらない。その可能性と活用事例
2018.10.25

プラチナプリントはアートだけにとどまらない。その可能性と活用事例

土川 一志
株式会社アマナサルト ディレクター
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    アートフォト

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モノクロームの写真表現を得意とするプラチナプリント。決して安価ではないものの、日本の企業でも導入が始まっています。今回は、世界最大級のプラチナプリント工房を構えるアマナサルトの土川一志が、海外の動向や企業での活用についてお伝えします。

売れ始めた高価なプラチナプリント作品

「アートフォト」と聞いて、どのような印象を受けますか? 高価でなかなか手が届かないものだと思う人も少なくないでしょう。実際、多くのアートフォトが展示・取引されるフォトフェアは、世界各国で年間200以上開催されていますが、そこで扱われる作品の多くが高額です。

私が所属するアマナサルトでは、毎年アーティストと制作したプラチナプリント作品*を引っ提げて各国のフォトフェアへ出展し、世界のアートフォトの動向を間近で見ています。開催場所や、その地域の政治経済状況により、流行や売れる作品は異なりますが、最近新しい傾向が出始めていると感じた出来事がありました。
*科学的に安定性の高い金属であるプラチナを使用ししたプリント。500年以上美しい状態で保たれると実証されている。

アマナサルト土川一志。

2017年のParis Photo*でのこと、アメリカのあるギャラリーが小サイズのプリントを額装付きで販売していたところ、まるでデパートの催事場のような人垣ができているのを見かけたのです。そこで売られていたのは写真家、山本昌男*の作品でした。
*1997より毎年11月にパリのグラン・パレで開催される、数あるフォトフェアの中でも最もプレステージのあるサロン。世界各国の有名写真ギャラリーが一堂に集い、作品を展示し売買される。
*1957年愛知県蒲郡市生まれの写真家。

2017年Paris Photoでの山本昌男の作品展示ブース。

大型プリントが脚光を浴びるモダンアートの中で、山本昌男の作品は極めて小さいサイズ。しかしながら手の込んだプリントかつ、額付きで購入後すぐに飾ることができ、さらに購入しやすい価格帯だったことで、通常のフォトフェアでは作品を閲覧するものの作品購入に至ることのない顧客層を魅了したのです。「家族や友人にもこの感動を共有したい」と複数購入する顧客が後を絶ちませんでした。

また、SNSで写真を共有する時代だからこそ、本物のアート写真を通して周囲と美的センスや価値観を共有できる、という新しい満足感につながったようにも見えました。

一方、2018年のPhoto Londonでは、Hamiliton GalleryとAkio Nagasawa Galleryによって、2005年に新宿ゴールデン街のバーで森山大道の作品をモチーフに作られた「Lip Bar」が忠実に再現されました。森山作品に囲まれながら「Lip Bar」でお酒を振舞われ体験できる体験型展示を実現。作品を平面でみるフォトフェアから、より立体的に体験する作品のあり方を実感しました。

「Lip Bar」の様子。

また、「Lip Bar」では実際に限定数で販売され、購入者の要望に応じて新たに作品を再現するアートフォトの新しい写真のあり方を垣間見ました。アートフォトを販売するだけでななく、常に作家と新しい試みを模索しているアマナサルトにとって、大きなインスピレーションとなりました。

繊細なトーンが、作家の魅力をさらに引き出す

振り返れば約6年前、私たちがプラチナプリントを制作し始めた当時、国内はもちろん、アートフォト市場が盛り上がっている海外のフォトフェアに出展しても「プラチナプリントって何?」という質問が多くありました。その技法を知っている人はいても、何ができるのかまでは想像され難い状況だったのです。

そんな中、プラチナプリントの魅力を知っていただくために始めたのが、著名なアーティストの写真をプラチナプリントで作品にするコラボレーション企画。イモージン・カニンハムに始まり、エリオット・アーウィット、杉本博司、荒木経惟など、これまでに作品を手がけたアーティストは国内外あわせて28名です。

©️Elliott Erwitt「Platinum Editions」Limited Edition Portfolio of Single Print

いずれも世界のフォトフェアでお披露目を行いながら、訪れた方々には魅力的な作品と共に、プラチナプリントの奥深いモノクロームの世界を堪能していただきました。

各国のフォトフェアを見通しても、プラチナプリントほど白から黒のトーンを繊細に再現できて、ストイックにモノクロ写真を見せる作品は多くはありません。アマナサルトの活動がスタートしたばかりの頃は、私たちのブースに訪れ、そこで初めてプラチナプリントの魅力を「実感する」という方が多かったように思います。

©️安藤忠雄「ANDO x ANDO – Photographs」/アマナサルトではプラチナプリント技術を元に、さまざまな形に昇華することができます。

実物を見ていただくことでプラチナプリントの認知度は上がってきており、現場では写真家はもちろん、デザイナーや建築家といったアートに敏感な方々からお声がけしていただきます。

企業で導入されるプラチナプリント

「プラチナプリント」は高価なプラチナ金属を使用するプリント手法のため、お手頃とは言いきれませんが、「耐久性やアートとしての価値に興味はあるけれど、どのような場面で使えばいいのかわからない」という方は多くいらっしゃいます。そこで、いくつかプラチナプリントの活用事例を紹介します。

BtoB の事例
①会社の受付に設置する

受付は会社の顔であり、理念をビジュアルで伝えるには最適な場所。大手アパレル企業ではここに写真を飾りたいと考え、オフィスのテーマを伺ったうえで私が推薦した作品を飾っていただきました。

当初はプラチナプリントへのこだわりはなく、通常のプリントで出力する予定でしたが、会社の顔となる場所ならば特別なものを飾りたいと、プラチナプリントでの導入を決められました。

②ホテルの各部屋に設置する

ホテルのロビーや宿泊室にアートフォトを飾るというご相談は多くあり、すべての客室にプラチナプリントを飾りたいという声もあるほどです。しかしプラチナプリントは大量生産が難しく、コストもかかる。すべての部屋に導入することは現実的ではありません。

そんなときは、ロビーやスイートルームなどにプラチナプリントを飾り、他の部屋は通常のプリント作品を飾ることをおすすめしています。手間のかかった一作だからこそ、ここぞという場所に飾ることが、プラチナプリントの有効な活用方法です。

③企業の大切なアーカイブを活用する

プラチナプリントにふさわしい写真はアートフォトだけではありません。ある大手工業製品メーカーは、自社製品のアーカイブ写真をプラチナプリントで焼きました。被写体は同社の社長が手がけた思い入れのあるパーツ。これを飾るのは、会社のVIPルームです。

このプリントを手がけた私たちは、その部屋にふさわしい額装もディレクションし、作品と一緒にお送りしました。

対企業といっても、その先には必ず個人がいます。まずは、その1人1人の思い入れのあるもの、掲げている理念を深く理解し、その内容に寄り添った提案が欠かせません。そのうえで品質よく焼き上げ、想いを丁寧に具現化することが、私たちの役目なのだとあらためて認識した仕事でもありました。

BtoBtoC
①インテリアとしてのアート提案

ファニチャーブランドのアルフレックスは、家具を購入するお客様へ、付加価値の高いアートの提案を行っています。

プラチナプリントに関しては、アマナの法人営業本部を通してご案内しており、クライアントもその品質と価値をよくご存知でした。しかし、実際にアートと家具を合わせてみなければ、実感や雰囲気がつかみづらいもの。そこで、新しいコレクションが発表されるタイミングで、2018年9月より2カ月弱、東京ショールーム内で家具と合わせたプラチナプリントの展示販売が行われました。

プラチナプリントは、他のアート作品に比べて控えめな主張の中にも存在感があり、自宅に来客がある際、作家の知名度や被写体などが話題を広げるきっかけにもなります。

©️志鎌猛「Silent Respiration of Forests」/アルフレックスの東京ショールームにて、家具と一緒に展示されたプラチナプリント作品。

©️石内都「INTERIORS」

②大切なお客様への特別な贈り物にする

今、写真はスマートフォンやデジタルカメラで撮る時代。デバイスの故障やデータの保存・移行ミスで、大切な1枚が紛失してしまう前に、プラチナプリントで保存してみるのもいいでしょう。

たとえば高級時計や、衣服などのラグジュアリーアイテムを購入される経営者のお客様などへのサービスとして、またお子様や愛犬の写真をプラチナプリントにして贈れば、世界に1つしかない贈り物となるはずです。そのブランドを表す額装やパッケージングを施しブランドロゴをあしらえば、さらに特別な一品となるでしょう。

プラチナプリントはますます広がる

アートへの興味が強い方からの需要が高まってきたプラチナプリントですが、その可能性はまだまだ未知数。「アートフォト」というキーワードに括られない活用法も今後出てくるかもしれません。欧米だけでなく、中国をはじめとするアジア諸国からも日々問い合わせをいただきます。

アマナサルトでは、今後も各所でプラチナプリントの展示を行います。銀塩・インクジェット・プラチナの違いは、その目で確かめれば一目瞭然。この機会に、ぜひ一度プラチナプリントの世界をご覧ください。イベント告知はamanasalto.comで発信していきます。

アマナサルトの工房でもプラチナプリントをご覧になれますので、お気軽にお問い合わせください。

 

テキスト:かみむらはるか
インタビュー撮影:大竹ひかる

 

【開催概要】
■アマナサルトプラチナプリント展示
日時:2018年9月6日(土)〜10月30日(火)
場所:アルフレックス東京
住所:東京都渋谷区広尾1-1-40 恵比寿プライムスクェア1F)
入場料:無料
問い合わせ:03-3486-8899

アマナサルトでは、プラチナプリント以外のプリントも行なっています。
■谷尻誠 写真展「TIMELESS」
会期:2018年10月19日(金)〜10月28日(日)
場所:アニエスベー青山店
住所:東京都港区南青山5-7-25 ラ・フルール南青山
入場料:無料
※本展で展示されるのは、プラチナプリントではなくサイアノ(青写真)の展示です。

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